【セント・ジュリアン】自分の留学を全うできたことを誇りに思います

コロナの影響で延期になったり、最初からオンラインレッスンだったりと、不安なことが沢山ありましたが、今考えるとそれも貴重な経験です。

私自身、新しい環境に慣れるのに時間がかかるタイプなので心配していましたが、やはり実際に外国の方との寮での共同生活は、文化の違いなどもあり、とてもストレスでした。

彼らは自分の意見をはっきりと伝えることができ、更に自分よりも英語のスキルも高いので、自分の意見や考えなどを聞かれたときは頭の中で文章を作るのが大変で、少し接触を避けていたかもしれません。

食べ物が違うことも大変で、自炊するのも最初はレパートリーが限られて辛かったです。

そして私の中でのマルタのイメージは、ヨーロッパのイタリアのような感じでしたが、実際に住んだ地域は住宅地で道路はあまりキレイではなく、現代的なアパートが立ち並んでいました。

いろいろなストレスで、コロナ禍で海外にも行けなくなった時には、もう途中で辞めて帰ろうかとも考えました。

しかし結果最後まであきらめずに頑張ったことで、その分、新しい人々と出会えたり、より英語のスキルを習得することができました。

カウントダウンアプリを使って、あと何日で帰国できるかな？と思っていた自分が最後にはあと1週間しかない。と思うようになりました。

最初はすごく辛くて、自分は留学するべき人間じゃなかったのかもしれないとすら思っていましたが、今では留学できたことが自分の財産になっています。

私は周りに気を遣い過ぎたり、真面目な性格なので、ほかの日本人留学生と自分を比べて、みんなはコロナ禍でもバーに行ったり、大人数でパーティをしているのに、自分は英語の勉強を自室でしたり、つまらない生活をしているんだろうか。と悩んだことも多々ありました。

しかし私の目的は、英語漬けとヨーロッパ旅行で、日本人と関わりすぎないことだったので、クラスメイト以外の日本人とは友達にならず、同じフラットの外国の友達と遊んだりしました。

自分の留学を貫いたことで、私の頑張りを先生が認めて「The best student ever」とほめてくれたり、最高の友達が海外にできたことは本当に良かったと思っています。

そして一人で行動して、現地のお店の人と話したりしたことで、現地の人と同じように生活できて、とても良い経験になりました。
周りに流されず、自分の留学を全うできたことを誇りに思いますし、英語力も上がったと思います。

留学に行って、悪いこと辛いことだけなんてことはないので、最後まで頑張ってみてほしいと思います。