皆様こんにちは。カウンセラーのFです。
先日、スペインのバルセロナ滞在中のお客様から素敵なお写真が届きました。
そうです、私の大好きなPAELLA=パエリアです。
魚介の匂いがここまでやってきそうな、そんなお写真ですよね!
パエリアは、バレンシア地方発祥の米料理。
バレンシアといえばオレンジが有名ですが、実は、スペインを誇る米産地バレンシアにはパエリア以外にも米料理がたくさんあります。
スペインの飲食店に行くと、初めに驚かされたのは米料理が多い事。
スペイン人にとって米は、日本人同様、必要不可欠な食文化です。
日本では6月に入り、田植えシーズン真っ只中。水鏡のような水田に心が癒されますが、スペインでも美しい田園風景をみてみたいものです。
そしてそのパエリアは大きくわけて2種類あります。
1つ目はバレンシア風パエリア。スペイン米をウサギのお肉、鶏肉、トマト、パプリカ、豆、などをサフランで調理したもの。
2つ目は漁師風パエリア。ムール貝やエビ、イカ、ハマグリなど、魚介類をたっぷり使ったパエリア。
地域や家庭によってもパエリアの具材が変わります。まるで日本のお雑煮みたいですよね。
ちなみにスペイン人にとっての昼食は1日のメイン食!
日本とは大きな文化の違いを感じます。
このように、留学中は、その国の食生活を深く知る機会がたくさんあります。
そしてその食習慣に大きく驚かされます。
「食」を通して、その国の歴史、文化やアイデンティティ、宗教に触れることができるでしょう。
皆さんが通う、語学学校には、メキシコ、サウジアラビア、韓国、ドイツ、様々な国籍のクラスメイトがいます。
ぜひ「食文化」をテーマに、それぞれの価値観や多様性を、思う存分に触れてきていただけたらなと思います。