こんにちは。営業企画部のWです。今回は留学中に印象的だったことについてご紹介しようと思います。
私は学生時代に2回、語学留学を経験しているのですが、英語を勉強するうえで一番役立ったと思う考え方があります。それは、2回目の留学中に語学学校の先生に言われた、“Stop translating in your head”という言葉。海外での生活にも慣れはじめ、自分の言いたいこともぽつぽつと言えるようになってきたかな…と思っていた頃に言われた一言でした。
言われたときは率直に、「いや私日本人だし…訳さずに英語をしゃべるってどういうこと?」と理解が追いつかなかったのですが、先生に聞いてみると、『日本語で考えるのをやめて、英語で考える癖をつけなさい』と。
なるほど…。でも、じゃあどうやって?とさらに聞くと、『例えば、好きな映画でも本でも、曲でもいい。とにかく英語の表現にもっとたくさん触れて、英語で英語のことを考えるようにすること。そうすれば自然に“English brain”(英語脳) に切り替わるよ』と言うのでした。
これを機に私は、好きな映画を英語で映画を見たり曲を聞いてみたりということに積極的に取り組むようになりました。聞き取れない部分は英語の字幕や歌詞を見て聞き取れるまでリピートして、分からない表現や単語があったら英英辞書で調べて、その説明の意味も分からなかったら更に調べて…ということの繰り返し。特に大好きな某魔法学校シリーズの映画は狂ったように見返していました。笑
もちろん勉強の仕方は人によってそれぞれだと思いますが、この方法のおかげで、話す前に「これって英語でなんて言うんだっけ?」と考えることが減って、話すスピードや流暢さにも磨きがかかったかなと思います!
実は、学校によってはアクティビティとして英語の映画や歌を取り入れたり、英語+アルファのコースを設けていたりする学校もあります。自分が好きなものや慣れ親しんだものだとチャレンジのハードルも下がりますので、楽しみながら英語を勉強したい!という方はもちろん、「文法はわかる」「単語も浮かぶ」けど「話せない」という方は、そういう基準で学校選びをしてみてもいいかもしれませんね。