営業企画のDです。今日は、最近ふとよく考える、私がアメリカ大学留学時代に学んだことを書こうかなと思います。
私は日本の高校を卒業した後に、日本の大学には行かずにアメリカの大学に入学しました。他の科目よりちょっとは得意かなと思って渡米してみたら周りに比べたら全然で、簡単と思われることでもネイティブが話すことは少ししか聞き取れず、落ち込んで焦っての繰り返しだったように思います。私には学部の授業をいきなりとれるような英語力はなかったので、大学付属の英語コースを取っていたのですがその時の教師が度々、“Start your homework on the day you get it.” と言っていたことが、社会人である今でもよく脳裏に浮かびます。
直訳すると、宿題は出されたその日に始めなさいってことなのですが、これが非常に働くうえで役立っています。
仕事の場面で、大小問わず日々新しくやらなければいけないことがおりてくることがありますが(まさにいま、通常業務の傍ら来年に向けてパンフレットを制作しています)期日が近づいてから始めると、所要時間がどれくらいなのか、自分だけでできることなのか誰かの助けを借りないといけないのかわからないまま数日経過することになり、いざ始めたときには思ってたより大変だな・・・終わらないかも・・・ということになります。
が、課題をもらった日に始めれば、所要時間や難易度の予測がつき、期日までに完遂するための自分の中のタイムスケジュールを立てることができます。毎日やらないと終わらないのか、数日でまとめてできるものなのか、後回しにしても大丈夫なのか。見極めることで現実が見えて焦りが減り、自分の心の安定にもつながります。何気なく頻繁に言われていたあの教えが、人生でとても役立っているなぁと実感しています。
留学先で得られることは、語学力だけではありません。人脈、日々の中での学び、異文化、様々な考え方、いまだったらダイバーシティ。日本にいたら気づけないこと、触れられないことが留学ではたくさんあります。どんな形でもいい、どんな場所でもどんな期間でもいい、ちょっとでも「いつか海外行ってみたいな」の気持ちがあったら、ぜひ今、留学してみてください。思い立ったが吉日です!