中高生が1人でホームステイするってどんな感じ？！

こんにちは、営業企画部のYです。 

私は中学3年生・高校2年生、高校卒業直前から大学に入るまでの間、計3回ニュージーランド・イギリス・カナダの3カ国でホームステイを経験しました。今回は子供だった私にとってホームステイのどんなところが魅力的だったかについて、どの国にも共通した2点をご紹介します！

 ①ホームステイはやっぱり安心だった

現地の語学学校での生活でまず一番最初に大半の子供たちが経験する大きな壁は、“頭の疲れ”なんです！学校に行くと英語で授業を受けて、午後はクラスのみんなとアクティビティに参加します。数時間英語だけで思考して発言をするために、中高生のときの私は脳をフル回転させすぎて毎日遠足終わりのようにクタクタでした（笑）そんな時、ホームステイ先は私にとって学校より少しだけゆったり過ごせる場所だったのです。「How was the day today？（今日はどんな一日だった？）」と夕飯を食べながらホストファミリーと会話するのんびりした時間など・・・。同じ年頃の海外の子たちとは会話において行かれまいと頑張って英語を話していましたが、ホームステイ先では大人の方が相手ですし気楽にのんびり話ができました（笑） 

語学学校では、新しいものやことだらけです。すごいスピード感を感じる生徒さんも多いと思います。その一方でホームステイ先は（もちろん場所にも寄りますが）、もう少し自分のペースでゆったり英語を話せる環境のような印象を受けました。ホームステイ先で、ぽつぽつカタコトでも英語で学校のことを話して伝わった時の成功体験が、次の日の学校生活にまた少し自信をもたらしてくれていたんです！ 

②自分を言葉で表現すること、それは大人になる第一歩だった！？

 実はホームステイを経験した時、私は絶賛反抗期中でした（笑）お恥ずかしいですが、当時家ではまったく話さない、ふてくされていることも多い子どもだったんです・・・。そんな私ですが、ホームステイ先では実家にいるよりたくさん話をしていた気がします！

理由は一つ！言わなきゃわかってもらえなかったからです（笑）実家では言葉にせずとも理解してくれる両親の元、ぬくぬくしておりましたが、留学先では、しっかり自分の意見を言わねばなりません。「〇〇は食べられないので他のものにしてくれませんか？」「シャワーの使い方を教えてください」「私は何時ごろに起きて朝ごはんを食べたいです」ホームステイでは数えられないほど、コミュニケーションを取らねば伝わらないものがあります。恥ずかしがって黙っていても自分の親とは違って全く伝わらないんです（笑）このことは、当時の私にとっては結構衝撃的な出来事でした。

 しかし覚悟を決めて、ホストファミリーにつたない英語で自己表現を続けることで、自分に変化が出てきました。なんだか反抗期でイライラしていた時より、自分を少し分析できるようになってきたんです。それと同時に、今まで当たり前に自分を理解してくれていた家族に、当時、しみじみと感謝しました・・・。きっと学生さんは留学生活の中でそんな思いを少なからず一度や二度はするのかと思います。この心境の変化を得られたことが私にとってはかけがえのないホームステイの思い出です。「あ、留学って、ただ海外で英語を勉強するだけじゃないんだ」って感じられたのです。大人になった今では、この心の成長が学生時代に留学することの醍醐味だと思っています！

 ホームステイをしてみたい、気になるな・・と思っている皆さん！ぜひこの成長、直に味わってみてください！