乗り遅れる!厳しいセキュリティチェックに注意!
ロサンゼルスでのホームステイを終え、帰国日を迎えたKさん。機内持ち込みのバッグには携帯電話やパソコン、カメラなどを入れていました。チェックインを済ませ、飛行機の出発までに時間があったので空港内でしばらく過ごし、そろそろと思って手荷物検査場に向かうと、驚くほどの長蛇の列。やっとKさんの順番になりましたが、検査官には、バッグを開けてすべての電器製品のスイッチを入れるように指示されました。周囲では同じような光景が一面繰り広げられています。セキュリティチェックが厳しいとは聞いていたものの、まさかここまでとは思わず、すべてのチェックが終わったのは飛行機の離陸時間直前で、肝を冷やしたKさんでした。
留学カウンセラーからのアドバイス
ニューヨークのテロ事件以後、日本でも空港でのセキュリティチェックが厳しくなりましたが、海外、特にアメリカの空港でのチェック態勢は日本よりもはるかに厳しいものであるという認識を持ってください。
まず、ナイフやはさみのような刃物は機内には絶対に持ち込めませんので、預けるスーツケースに入れましょう。
Kさんのように電器製品を機内で持ち込む場合には、機械の中に細工がされていないかをチェックするため、検査官の前でスイッチを入れるように言われます。調子が悪くてスイッチが入らなかったり、バッテリー切れで起動しないような場合でも没収される可能性があるので、注意しましょう。
また、靴も脱いで機械に通すように言われたり、搭乗ゲートの前で再び金属探知機による検査を行うなど、チェックが非常に厳しい空港もあります。
煩わしく思えるかもしれませんが、安全が確保されるのであれば、厳しすぎるくらいでよいのかもしれません。搭乗時間には十分な余裕を持って検査場に進むようにしましょう。
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