有名校にこだわりすぎたせいで、希望の授業が受けられない!
外資系企業に就職が決まったGさん。入社までの3カ月間、苦手な英会話を強化したいと、アメリカ留学を計画しました。せっかく留学するのであれば、と日本でも名の通った名門大学での語学研修に決めました。
さすがは有名な大学だけあって、広大なキャンパスに充実した施設。申し分のない環境で留学生活がスタートしました。
ところが研修を受けてみると、授業内容に違和感を覚えるようになりました。授業は読み書きが中心で、大学の授業の聴講の仕方やレポートの書き方などの内容もあり、Gさんが望んでいたようなスピーキングやリスニングの強化という内容とは程遠いのです。周りの学生に聞いてみると、ほとんどがアメリカの大学への進学を希望しているとのこと。授業のカリキュラムもそのように組まれていたのでした。
留学カウンセラーからのアドバイス
語学学校を選ぶ際のポイントとして、立地や施設、授業内容や費用、周辺環境などが挙げられますが、Gさんのように「短期間でスピーキング力とリスニング力を強化したい」というはっきりとした目的がある場合は、やはり知名度ではなく、コミュニケーション重視のカリキュラムが組まれている学校やコースを選ぶべきです。一般的に大学付属の語学学校は、大学進学を目的とした学生を対象に開講している場合が多く、授業内容もそれに合わせたカリキュラムで構成されています。
Gさんのような失敗をしないよう、学校を選ぶ際は留学カウンセラーに自分の希望をしっかり伝えて、目的に合った学校を紹介してもらうようにしましょう。
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