ホストファミリーがひとり暮らしのおばあさんなんて
シドニーに語学留学を決めたBさん。出発を間近に控え、申し込んだ学校から滞在するホストファミリーの情報が送られてきました。その情報を見ると、受け入れてくれるファミリーはおばあさんのひとり暮らし。ホストファミリーと言えば、お父さんとお母さんに子どもがいて・・・というイメージを抱いていたBさんはその理想とのギャップにがっかりしたのでした。
留学カウンセラーからのアドバイス
ホストファミリーと言うと、Bさんのようにお父さんとお母さんと子どもがいる家庭というイメージを持っている方もいるかもしれません。実際にそのような家庭もたくさんありますが、もちろんそのような家庭ばかりとも限りません。子どもが独立した共働きの夫婦やリタイアした老夫婦、母親と子どもの家庭など、家族構成はさまざまです。
出発前はイメージとのギャップにがっかりしたBさんでしたが、実際に滞在をしてみると、近くに住む息子家族や近所の友だちが頻繁に遊びに来るなど意外に賑やかで、さらに2人なので会話の機会も多く、一緒に買い物に行ったり、映画に行ったりととても楽しい滞在を送られました。
また、「ホストファミリー=白人」という考えを持っている方もまだいるかもしれませんが、多くの人種が暮らすオーストラリアなどの移民の国では、当然ながらホストファミリーの人種も、アジア系や南米系、中近東などさまざまです。もちろん英語圏であれば、学生との会話は英語ですので、勉強に支障はありません。一方的な先入観で判断して、せっかくの留学をつまらないものにしないよう、気をつけたいものです。
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