寮のルームメイトがアメリカ人じゃないなんて!
アメリカでキャンパスライフを送るという夢を実現するために、ロサンゼルス郊外にある大学キャンパスで開校している語学学校を選んだEさん。滞在方法はもちろんキャンパス内にある学生寮を選択しました。アメリカ人の友だちをたくさん作って、週末は一緒にパーティをしたり、スポーツ観戦に行ったり・・・と、いつか見た海外ドラマのような光景を想像して、夢を膨らませていました。
ところが、学校に到着して寮の自分の部屋に行ってみると、そこにいたのは中国人とスイス人のルームメイト。ルームメイトはアメリカ人の大学生だと思い込んでいたEさんは、留学初日からがっかりしたのでした。
留学カウンセラーからのアドバイス
Eさんのように語学留学で行く場合、大学のキャンパスで開校されている学校を選んだとしても、所属はあくまで大学ではなく、その語学学校です。したがって、クラスは当然英語を母国語としない人たちのための英語の授業ですし、滞在する学生寮の部屋も語学学校が管理しているので、ルームメイトは語学学校の学生、すなわち他国から来ている留学生です。
ただし、英語を学ぶことを目的に留学しているのですから、基本的には同じ国籍や母国語が同じ言語の学生同士が同じ部屋になることもありません。
アメリカ人の友だちを作りたいという希望を持ってアメリカに留学される方はたくさんいらっしゃいます。もしそのような希望があれば、Eさんのように学生寮に滞在するのではなく、ホームステイをおすすめします。アメリカの一般家庭に滞在するホームステイでは、ファミリーや親戚、近所の人などを中心に、アメリカ人と知り合うことができます。
また、学生寮であれば、他国から来る同年代の留学生と一緒に生活をするので、さまざまな国籍の友だちができます。留学の終わりや帰国後に、寮で仲良くなった友だちを訪ねて旅行をする方も多いようです。滞在方法はそれぞれの特徴を考慮して、自分に合ったものを選択しましょう。
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