Continuing education~継続教育~
営業企画のDです。
少し前にいわゆる卒業シーズンが来ていましたが、私が何年も前にお仕事上でお世話になったおおぞら高等学院の先生の1人が定年退職されました。お仕事を一緒にさせて頂いていた時、私はその方のエネルギーに影響を受けました。今から考えると当時すでに50歳台・・・とは思えないパワフルさ。海外留学プログラムの引率としてカナダに滞在されていた期間があるのですが、その時にも生徒と共にご自身も現地ネイティブの英語を吸収しようとすごく積極的に勉強されていました。
日本でも、私が学校を訪問させてもらったときにも「Hello!」と明るく英語であいさつをして下さり、そこにいる生徒も普通にしている。ってことは私が来たからではなく普段からここは、こんな感じなんだ!と衝撃を受けたことを今でも覚えています。英語が『苦手な科目』ではなく、普通にそこにあるものとして浸透させようとしていたのかもしれません。その先生の影響が多大にあると確信していますがその学校から高校在籍中に留学した生徒はたくさんいます。きっと先生の熱烈な気持ちが生徒や、ご家族に伝わっているのだと思います。
海外では、Continuing educationという言葉があり、継続教育とも訳されます(Further educationと呼ばれるものも意味は類似しています。)大学等の場所で、学位をとることにこだわるのではなく、何歳になってもスキルや知識を習得することができる分野というか仕組みをそのように呼ぶのですが、まさにこの先生にふさわしい言葉だなと思います。一旦就職をしても、今まだ学生であっても、意思があればいくつになっても受けられる教育の機会。実践的で専門的な内容が多く、もちろん英語だけでなくビジネスやアート・デザイン系などのコースを提供している学校もあります。そういえば私も大学出たての頃は、いつか大学院へ・・・なんて思っていたなぁ。でも今はもろもろの事情でそれは非現実的なので、代わりにこういう機会を模索するのもありなのかもしれません。コロナ禍の今だと、オンライン提供も多くありますし。(もちろん対面で受けるのが一番だとは思いますけどね!)
いつまでも新しいことへの好奇心と、勉強するパワーを持っていたいものです。
※写真:バンクーバーの桜